かおり梨

かおり梨は茨城県の農業試験場で、昭和30年代に新興と幸水の交配により、作られました。特徴としては、とても実が大きく、大きいものでは900グラムを超えるものもあります。味は、とても水分が多くジューシーで、梨の魅力であるシャリ感がとても心地よく、糖度も高く、まさに理想の梨と言えます。栽培方法がとても難しく、面積あたりの収穫量も著しく少ないため「幻の梨」とも呼ばれています。

梨の木は、いろいろな品種の枝を接ぐことができるため、1本の木から枝ごとに「幸水」「豊水」「かおり梨」など、さまざまな品種を栽培することが可能です。「かおり梨」は自家受粉しないため、めしべに豊水など他の品種のおしべを交配します。そのため、梨園にはさまざまな品種の梨が、ところ狭しと栽培されています。