枇杷(びわ)

かつては、初夏の味覚の代名詞でしたが、今では長崎県を中心としたハウス栽培も盛んで、早いものでは1月末から出荷が始まります。枇杷のイメージとしてよく挙げられるのが
・皮が剥きにくい
・種が多くて、食べる部分が少ない
の2点ですが、皮はおへその方から剥くと、思いのほか簡単に剥くことができます。枇杷の可食部分率は約65%で、実はバナナよりも食べられる割合が多いのは意外な事実ですね。

枇杷の栽培の歴史は古く、野生種はかなり前から生えていましたが、本格的な栽培は170年前に今の長崎県の茂木に出島から持ち帰った種を蒔いた事に起因するようです。

枇杷の成分はそのほとんどが水分で、爽やかさと、ほんのり甘みを感じさせてくれます。特徴としては、いわゆる追熟が全くないので、お買い上げ後は、なるべく早く冷やしすぎずに食べることが大切です。

主な品種としては、茂木、長崎早生(ハウスが主体)、白茂木、田中(主に千葉)などがありまあすが、最近ではとても大きな「甘香」なども多く出回るようになり人気を博しています。

種はお酒に漬けたり、葉っぱは湿布に使われたり、お茶にしたりと、その成分は栄養、滋養豊富で大変重宝されています。