みかん

冬の味覚の代名詞といえば、やっぱり「みかん」です。今から400年ほど前に中国から鹿児島に伝わり、栽培が広まったと言われています。

温暖な気候を好み、神奈川から和歌山、四国、九州一体と広い地域で栽培されています。10月前後から翌年の3月くらいまで出回ります、一見同じみかんのようでも、極早生「日南1号」「ひのあけぼの」「木村早生」、早生「宮川早生」「興津早生」、普通「南柑20号」「青島」と品種が変わって行きます。一般的な違いとして、酸が抜けていきますが、皮が厚くなる傾向があります。

みかんには表年・裏年といって、収穫量が1年おきに多くなったり、少なくなったりする傾向があります。不思議なもので、元は表裏逆の木でも、いつの間にか表年裏年が一緒になってしまうようです。

近年、栽培技術は個性化が進んでいます。長崎県では、宮川の枝がわりである「尾崎=させぼ温州」がマルチ栽培(白いシートを敷く事によって、太陽の光を反射させ、余分な水分をさえぎる)によって実践され、糖度14度以上あり大変甘い「出島の華」というブランドで出荷し、大変高い評価を得ています。

たかがみかん、されどみかん。日本人の大好きなみかん栽培の進歩、品種の革新は続きます。