二十世紀梨

梨は幸水や豊水などを代表とする赤梨と、青梨とに大別されますが、青梨の代表選手といえば、なんといっても二十世紀です。明治21年に千葉県松戸市で発見され、明治31年に20世紀を代表する梨に、との意味を込めて「二十世紀」と命名されました。

主産地である、鳥取県にはその6年後から栽培が始まり、いまでも鳥取と二十世紀は切っても切れない間柄となっています。その特徴はなんといっても、心地よい食感に尽きるでしょう。シャリっとした歯ごたえと、ほとばしるジューシーさは格別です。

今では、二十世紀の血を引く幸水や豊水などに、押される感もありますが。二十一世紀になっても、その地位は健在、驚くことに多くの二十世紀が台湾などを中心とするアジアに輸出され、輸出量は日本一となっています。また氷温貯蔵が盛んな鳥取では、翌年の夏でも空港などで二十世紀が売られており、技術革新にも一役買っています。二十世紀はおいしいだけでなく、滋養豊富で、血圧を下げるカリウムなどを多く含んでいます。