千疋屋総本店

サステナビリティへの取り組みについて

千疋屋総本店は、自然の恵みで人々の生活を豊かにする「ひとつ上の豊かさ」を目指し、1834年の創業以来、果物を通じて食文化の発展、及び社会貢献に努めて参りました。

現在地球上では温暖化、大気汚染、森林破壊等の様々な環境問題を抱えております。

私達千疋屋総本店も地球上で商いをする者として、未来の自然環境や人々に配慮した責任ある活動を行い、地球環境を守るためにサステナブル社会の実現に貢献することを約束いたします。特にSDGs13~15の【環境】を意識した「温暖化現象」や「陸の豊かさの保全」においては自然環境を守り、人や動物の生命の保全を意識・配慮したエシカル経営に取り組んでまいります。

取り組み

廃棄プラスチック削減

プラスチックの生産量と廃棄量は環境問題において関心の高い事象となっており、近い未来、海洋に投棄されたプラスチックごみの量が海洋中の魚の量を上回るとも言われています。世界中でプラスチック廃棄量の削減が求められる中、千疋屋総本店もプラスチック製品の取り扱いの見直しを行いました。

スプーン、フォーク、ジューススタンドのストローを
バイオマスプラスチックへ切替

〈バイオマスプラスチックとは〉

再生可能な有機資源由来で、化学的又は生物学的に合成されること等によりできたプラスチックのことです。石油由来のプラスチックとは違い、有機資源由来のバイオマスプラスチックは、植物が空気中から吸収したCO₂を焼却時に排出することでカーボンニュートラルとなるため、地球温暖化の原因となるCO₂排出量の増減には影響しません。と同時に、限りある石油資源の使用量を節約する効果も得られます。

ビニール袋の完全撤廃

お持ち帰り用の袋として、紙袋と同様にお客様にご利用頂いておりましたビニール袋を撤廃いたしました。

森林保全を目指した木材製品の見直し

商品カタログの一部をFSC認証の紙を使い、管理された森林からの資源を使っており、 過剰伐採した資源を使用しないよう努めております。これはSDGs15にある「陸の豊かさを守ろう」にある「持続可能な森林経営」を目指すものであります。

〈FSC認証とは〉

森林管理協議会から「適切に管理された森林に由来する製品である」と認証された資源を使用しており、森林保全を目指し、違法伐採された資源は使っていないということを証明する認証です。

ヴィーガン商品の開発

卵・乳製品といった動物由来の食材を使っていないヴィーガンクッキー(フルーツクッキー、フロランタン、抹茶、オレンジ)を開発しています。

〈ヴィーガンとは〉

徹底した菜食主義(あるいは菜食主義者)のことで、「完全菜食主義者」と訳されることもあります。肉や魚に加えて、卵・乳製品などの動物由来の食材を摂取しないという特徴があります。可能な限り、食べ物・衣服・その他の目的のために動物の命を搾取しないようにする考え方です。

国際協力NGOジョイセフへの寄付

日本橋本店の1階レジ脇とケーキケース上、2階デーメテールのレジ脇に募金箱を設置。
日本橋本店フルーツパーラーにてチャリティーメニューを展開しており、その売上の10%を毎月ジョイセフへ募金しております。

〈ジョイセフとは〉

「人口、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ分野の国際協力を通して人間一人ひとりの健康と生活の質の向上に寄与する」ことを目的に活動をしている民間公益団体(NGO)です。
寄付金は途上国の女性支援募金、アフガニスタンへのランドセルギフトをはじめ途上国の保健活動をサポートするための物資寄贈輸送費募金、東日本大震災の被災地の妊産婦と女性を守るための支援活動などに活用されます。